籠城戦の気鬱

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サッカー選手に気鬱(うつ病?)が多いらしい。

国際機関による精神病の定義は、通常の日常生活が営めなくなるくらいの症状があることであるから、病気だとすると相当なものである。

 

「外出自粛」それはいわば籠城である。

 

さて、戦国時代の籠城戦というのは、精神戦の様相を呈したそうだ、要するに守備側は直接的な力によって滅ぶより、精神状態の悪化による士気の低下や裏切りにより、自己崩壊して綻びを見せそこを突かれて滅びるのである。

 

大筒(大砲)が出現するまでは、籠城というのは相当な期間時間稼ぎが可能な方法であったらしいから、大筒が実践投入された、大阪夏の陣冬の陣以前には、秀吉が知恵を働かせ城を水攻めしたり囲んで飢餓を待ったのは有名な話である。

 

現代戦でいうと、スターリングラード攻防戦であろうか。

どっちかと言えば、教育的ドイツ映画である「スターリングラード」のような感じである。

 

 

ヒトラーは「スターリン」の名を冠すロシア北方の都市を制圧することに政治的価値を見出し、この都市の制圧をドイツ第6軍に命じたのであるが、ロシア側の反撃により第6軍は都市内に包囲された。司令官パウルスはヒトラーより援軍がある旨と、ゲーリングから飛行機での物資の補給が可能であることを約束されていたがゆえ(これは映画内には説明されてない参謀内部だけの話)に、包囲網からの突破をせず重囲に陥るまで都市を死守し続けたのであるが、ナポレオンも敗退した冬将軍による影響により補給も援軍もなされず敗退した。

この場合、後詰めを前提に籠城したのであるが、味方が結局現れず敗退したのである。

 

兵士の様子は、激しい士気の低下と飢餓により急速に戦力を消耗させ、弾薬も枯渇し数万の兵が登降し、シベリアに送られた。

 

そういうことで、古代から士気を維持することが籠城戦では難しいとされていた。

この解決方法の有名な策が、「格闘技」である。

昔から、兵士内部での格闘技を奨励することにより、気鬱を解消させてきたというのが、古代からの方法なのである。

 

鑑みれば、現代ではイースポーツという、コンピューター上での疑似戦闘が、将来の兵士要請のために奨励されたりしているが(特に米国)、確かに現代戦ではコンピューターの操作技術のほうが戦闘に役に立つのであるが、人の士気の向上には格闘技が有効なことは古代から変わらないのである。

 

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