何故オーディオは置物になるのか

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「何故オーディオは置物になるのか」

これは、花瓶や絵画のような置物としての価値を言っているのではなく(一部のJBLスピーカーは置物の価値があるらしいが・・)、音を聞かせる道具として価値が無いから結果的に置物になっている状態のオーディオを言っている。

 

理由は

「つまらない音しか出さないから」

 

多くの家庭でオーディオは単なる置物である(結果的に)。

しかしながら、一部のオーディオマニアはそれに大金を費やす。

 

何故であろうか。

 

それは

「音が良いから、もっと良い音が聞きたいから」

である。

 

60年代のJAZZを5.1chオーディオシステムやミニコンポで聞いてみればその理由はわかるのである。

Mils Davis だって Jhon Coltrane だって

「はっきり言って、いらいらするくらい、つまらない演奏である」

アナログ録音の雑音はジャージャー言ってるし、ハイハットの音ばっかりシャラシャラいってるし、ラッパの音はなにやら蚊の羽音がデカくなっただけなのである。

 

ホーンスピーカーは糞だ! 最近の風潮である。

たしかに、ボーカルは艶っぽくないし、オーケストラは細やかさを鳴らせることができない。

(そういうのが好みの人は単にDIATONEにすればいいだけである)

さらには甘いチェロやバイオリンも全くダメ

(そういうのが好みの人は、VictorのSXシリーズのがいいね)

しかし、60年代のJAZZを聞いてみると、ホーン型スピーカーは単なる骨とう品まがいの置物ではなく、最新のコーン型スピーカーより、ぜんぜん活けてる代物であることがわかる。

 

↑70年代のホーン型スピーカー(大阪ONKYO製)

 (ネットワークは腐ってるんで代えてあります)

 

これが、70年代のホーン型スピーカーで60年代のJAZZを聞くと、濃密な演奏空間がが生々しくよみがえるのである。

ネットワークもアナログ録音向きになっていて、抵抗がツイーターに対して直列に入っていてアナログ録音特有のジャー音もほとんど気にならないという工夫もしてある(直列抵抗はセメント抵抗から1個1000円以上するオーディオ用無誘導巻き抵抗に交換済みではあるが)。

出来合いの、安物オーディオで聞いてしまうと、古臭いアナログ録音で、やっぱり音が悪いのかと思いきや本当は当時の録音技術でもよい音で、さらに素晴らしい演奏が録音されているのがわかる。やっぱり世界随一のJAZZ演奏者なのが理解できる。

 

しかし、音が悪いのになんで、多くの人がAVシステムやオーディオに手をだしてしまうのであろうか・・・。

これは、商業性の悪弊である。

安物オーディオは一見音が良く聞こえるのである・・・。低音と高音をブーストするような音出しをする調整をしたスピーカーとアンプを使っているものだから、普段聞いたことのないような非日常的な鮮烈な音がするのである。だから素晴らしい音質であると勘違いして買ってしまうし、Webでの評価も購入直後の評価がほとんどだから、感動冷めやらぬうちのコメントは良い評価ばかりである。

 

しかし、購入してから半年も経つと置物になるのは、本当は音が悪いからなのである。

 

↑デジタルアンプ+ネットワークのAV用オーディオキット

 

購入当初は良かったが、

なんか、だんだん疲れるAVシステムの音は、わざわざ電源を入れる手間さえ億劫になって、単なる置物か子供のゲーム用になってしまってないでしょうか。

そう、この手のシステムは、確かにゲームには非常に向いてます。鮮烈な音がでる調整をされたAVシステムはゲームの臨場感を高め没入度が上がるので、非日常の感覚はおのずと高まるからです。

でも、朝のニュースをAVシステムで聞くなんて、考えられないのは何故でしょうか。それは、疲れる音しか出さないからです。だから、それは単に音が悪いからなのです。

 

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