コンビブレーキの稼働率

前回に引き続き、HONDAのコンビブレーキの不要論であるが、

 

本来1本のブレーキワイヤーであった個所をコンビブレーキにすると、部品点数が1→12点と相当数部品が必要となる。

これの内訳は以下の通りである。

ブレーキイヤーx3

ボルトx3

ケースx2

カラクリx3(コンビの箱の中のばね等)

アジャスターナットx1

 

これの稼働率を仮想的に計算してみることにする(品質が大変良いと仮定して)。

可動部分(ワイヤーとカラクリ)の稼働率を

0.99999 (十万回ブレーキを握ると壊れる)

とし

非稼動部分の稼働率を

0.999999 (百万回ブレーキを握ると壊れる)

とする。

 

そうすると、計算式は以下のようになる。

0.99999^6 * 0.999999^6 = 0.99994 *  0.999994 = 0.999934
 

比較してみると

ブレーキ1本の時の稼働率 0.99999

コンビブレーキの稼働率  0.999934

 

.... はい、良くわかりませんね!

 

ということで故障率のパーセンタイル表示にしてみます。

ブレーキ1本の時の故障率 0.001%

コンビブレーキの故障率  0.0066%

 

.... はい、まだ良くわかりませんね!

 

というと

1 / 0.000066  ≒ 15151

ということで、コンビブレーキは

1万5千151回ブレーキを握ると確率的に壊れることになります。 

 

ブレーキワイヤー1本の故障確率 10万回に1回

コンビブレーキの故障確率 1万5千151回に1回

 

うーん、いいのか悪いのか微妙なところですね。

バイクの新車から廃車まで、何回ブレーキを使うのか統計が公表されていませんので、製品寿命までコンビブレーキの耐久性が保てるのか、微妙なところです。

 

まあ、壊れないとバイク屋が儲からないから販売側としては問題ないのでしょうが、

いかんせん、昨今のHONDAの品質は20年前に比べてかなり低下している感じがします。壊れないことで知名度を上げた日本のモノづくりが、最近では大変劣化してきたのは残念なことです(ドリーム店謹製 中国製LEAD110は3年もたずして廃車しました)。

 

(工場出荷時の部品不良品率がわかりませんので、あくまでも推論です)

 

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