BENLY110 コンビブレーキ完全解除

HONDA車の最近の原付には、前後連動ブレーキシステム(通称:コンビブレーキ)が搭載されています。

これって、(前)7:3(後) の理想的な割合のブレーキングを保つためにリアブレーキを握ると同時にフロントブレーキに制動力が働くようなカラクリが搭載されています。

 

で、本当にこれっていいのであろうか・・・。

はっきり言って、荷物を積んだ状態のBenlyはブレーキが効かない。正直、危険なくらい効かない。フロントディスクにしないと危ないよう・・・このバイク・・・とか毎日思うくらい、全く使えないブレーキなのである。

 

そこで、コンビブレーキを完全解除(リアブレーキワイヤーを直接ブレーキレバーからリアブレーキドラムまで接続する、すなわちブレーキのジャンクションボックスは撤去してあります)して、純粋にリアのみブレーキングしてみると、リアデッキに箱を積んだ状態では、フルブレーキングで試行してみると、制動力はリアのが高いことがはっきりとする。すなわち、Benlyはリアにある程度の荷物を積んだ状態であれば、リアブレーキのほうがフロントブレーキより役に立つのである。

 

そういうことで、おせっかいな7:3の割合で作動するブレーキシステムは、後部に何も載せない状態であればそこそこの働きをしてくれるらしいのであるが、商用車であるBenlyはそもそも、そのリアデッキの低床と大きさにみられるように、荷物を積んで走行するオートバイであるにもかかわらず、そのブレーキング性能はコンビブレーキのせいで大きく阻害されているのである・・。

(リアブレーキ単独のほうが、フロントブレーキ単独よりも、初期ブレーキングから停止までの距離が、はっきしいって短い)

 

でも、リアブレーキをフルブレーキングしたときのリアブレーキの利き具合はコンビでもダイレクトでもいっしょでしょ?という疑念が生じるかもしれないが、フロントカバーを外して、コンビのジャンクションボックスの蓋を外してから、リアブレーキをかけてみれば、その欠点が明確になる。すなわち、ワイヤーをダイレクトにリアブレーキまで直結させた時は、ブレーキレバーの開度が開けば、正直にその分だけブレーキワイヤーが引っ張られるが、コンビの場合は、天秤みたいなブレーキ分岐バーの構造上、リアブレーキの引き具合が初期はゆっくりとして、最後にドバっと引き具合全開になるという具合である。

 

「言ってみれはいわはインチキABSである・・・。」

 

しかし、ダイレクト接続にて、リアに約10KGの箱を積んで、純正タイヤを利用し、晴天の日に、通常路面にてリアをフルブレーキングさせてみても、このバイクのリアはロックしない。

だから、荷物を積んだ状態では、コンビブレーキは制動力の妨げにしかならないのである・・・。

 

そこで、商用車の走行の安全のためにコンビブレーキ解除方法の公開である。

 

↑ HONDA純正 ズーマー用 リアブレーキケーブル

 

はい、ケーブルは安全のためにHONDA純正です。DIO用と迷いましたが、短いよりは長いほうがマシと思いズーマーのリアブレーキケーブルを採用しました(7cmくらい長めかな)。

 

 

↑ 小細工を弄した、疑似コンビ解除方式(フロント側にナットを無理くり詰めて、フロントブレーキキャンセルをしてます)

 

上記のコンビブレーキのジャンクションボックスは完全撤去します。

部品点数は少なければ少ないほど、全体の故障率が低減します。

部品の稼働率(故障しない可能性)*部品の稼働率 = 全体の稼働率 の公式からみても明らかです。

 

※ 例 : 0,9 * 0.9 = 0.81 ← すなわち稼働率0.9の部品を2点使用する製品の稼働率は0.81になるのです。

(正当化のために理屈こねてるだけなのであまり気にしないように)

 

↑ 完全撤去したところ(純正でない配線もありますが気にしないように)

 

しかし、大きな問題はブレーキケーブル末端のブラスチック製のタイコカバーでした。

何故か、BENLYの電気系統は、リアブレーキケーブルが絶縁されていると途切れるのです・・・。

ブレーキケーブルの張力が維持されていて、通電可能な状態であれば、電気系統は維持されますが、リアブレーキケーブルが絶縁されるとエンジン停止します。

これってワイヤー断線時の隠れ安全機能なのでしょうか、まったく謎です(自分だけでしょうか)。サービスマニュアルにも書いてません。

 

 

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