クランクシャフト回りの異音

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クランクシャフトの異音。

低排気量のオートバイなら、買い替えたほうが安くつくので廃車になるような故障である。

 

走行距離約8万KMのスクーターのクランクシャフト回りに異音が発生していたのだが、

まるで、ポンコツトラックのようなゴーという低音とプラスチックが間欠的にシャーシャーいう音が症状である。

 

ポンコツトラック音はクランクシャフトサイドベアリングの交換にて音が無くなったが、残りはプラスチックがシャーシャーいう原因不明なクランクシャフト近辺の音である。

 

Webを調べても、このような音の原因は一向に検索できないため、公表してみる。

 

車種HONDA小型スクーター。

 

1.原因

 オイルポンプギアの設置不良

 

 当該オートバイのオイルポンプのギアにはプラスチックが使用してあり、それが間欠的にクランクシャフト側から出ている歯車と不良接触を起こしていたため異音が発生した。

 

 これは、メーカーの整備書を詳細に見ないと、まずもって(悪ければ一生)原因の判明が不能です。WEBにも原因が載ってないので、経験と手探りだけではまず原因発見はムリ。

 

 

↓ オイルポンプ部の軸受け部品1

 

 

↓ オイルポンプ軸受け部品2

 

さて、どこが違うでしょうか。

 

 

↓ 歯車軸設置状態1

 

↓ 歯車軸設置状態2

 

オイルポンプの軸受け状態が1だと、軸が奥まで入りません。

2だとしっかり奥まで入ります。

 

この軸受けは、扱いにくく、重力の法則で内部の刃がすぐに下に垂れてくるので、気づかないうちに、軸が途中までしか差し込めない状態になってしまいます。なので、マイナスドライバーで内部の刃を戻してやってから、それがまた落ちてこないように、オイルか何かを塗っておいて、ソーっと扱わないと、軸が奥まで入らないという、センシティブな代物だったのです。

軸が奥まで差し込めなくても、オイルポンプの蓋はしっかりと閉まってしまうので、設置不良に気づかずに組み立ててしまうのです。

整備書を精緻にみてみると、ここの取り付け部の注意が書いてますが、単に外した方法で取り付けるのであれば、まず設置不良が起こる代物である。

 

エンジンをいじるには、

必ず必要なもの、メーカーの整備書、パーツリスト、経験、適切な工具、カン、運、慎重さ、精緻さ、環境、それなりの金 といったところでしょうか。

 

今回の整備では、Lクランクケース、クランクシャフト、クランクシャフトサイドベアリング、ファイナルリダクションベアリング全て、ピストン、ピストンリング、ガスケット・Oリング類(該当箇所) の交換でしたが、手間と費用を考えるのなら、まあ、普通の人は新品を買い替えたほうがいいでしょう。

 

自分で整備したい人は、別

 

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