正史

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史記(ちくま新書)によれば、正史とは、誤りのない史実ではない。

すなわち、歴史の教科書に書いてある事柄は、「誤りが無い事実が記載されている」というわけではない。

 

では、正史とはなんなのか。

 

それは、新たに権力の座に君臨した組織が、自らを正当化させるための文章である。

だから、歴史の教科書は、必ずしも事実を記載しているわけではないのである。

 

ところで、司馬遷が記載した正史である史記は、前漢(高祖劉邦ーまんが天地を食らう)が設立した国家を正当化させるための文章に過ぎない、なぜなら司馬遷は漢の役人だからである。だから、国家存立にとって揚げ足を取られるような事柄は一切書いてない。

 

そういうわけで、司馬遼太郎氏は司馬遷の「司馬」姓を名乗っているように、正史を記述しようと試みた「(歴史)作家」である。

近代日本は第二次世界大戦後、アメリカによってその歩みを始めた。

すなわち、正史とはアメリカ(連合国)にとって都合の良い文章を記述したにすぎない。

 

であるからして、結論としては、前回の続きとなるが、南京大虐殺は正史を記述する都合上、前国家を貶めるのに、都合が良いから記述されたという可能性が高いのである。だから辻正信や石原莞爾が悪人である記載も甚だ疑問。

 

史記では、夏の桀や殷の紂王とかが有名。

 

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